Yen Range Breakout MT4
- エキスパート
- バージョン: 1.20
【概要】
Yen Range Breakoutは、USDJPYとGBPJPY向けのH1ブレイクアウト型EAです。アジア時間帯のレンジを作り、そのセッションの終わりを確定する足がレンジの外で終値をつけたら、ブレイクした方向にエントリーします。レンジが直近の日足の値動きに比べて十分に広いときだけ取引します。1シンボルにつき1ポジション、固定の損切りと利確。マーチンゲール、グリッド、ナンピンはありません。
【仕組み】
1. EAがニューヨーク時間をブローカーのサーバー時間に自動で換算します(GMTオフセットと米国・欧州のサマータイムを自動検出)。どのブローカーでも、一年を通して同じ足で判定します。
2. 判定足が確定したら、その終値を、直前のアジア時間帯の足の高値・安値と比較します。
3. 終値がレンジより上なら買い、下なら売りです。足の確定直後に成行で発注します。確定していない足は一切使わないので、リペイントも先読みもありません。
4. レンジ幅フィルターが、直前に確定した日足ATRに対してアジア時間のレンジが狭い日の取引を見送ります。
5. 損切りと利確は、実際のエントリー価格から固定の値幅で設定します。ブローカーの最小ストップ距離も守ります。
保有は1シンボルにつき1ポジションまで。判定は新しい足ごとに1回だけです。
【主な特徴】
・確定足ベースの判定:リペイントなし、先読みなし
・サーバー時間の自動換算(サマータイム切替にも対応)
・日足ATRに基づくレンジ幅フィルター
・固定ロット、またはストップ幅に基づくリスク%でのロット計算(任意)
・ロットをブローカーの最小・最大・ステップに合わせて調整。余剰証拠金が足りないときは発注しません
・価格はシンボルの呼び値刻みに合わせます
【入力パラメータ】
SessionHours: レンジを作るH1足の本数
CheckHourNY: 判定足のニューヨーク時間
MinRangeATR: 日足ATRに対するレンジ幅の最小倍率(0でフィルター無効)
StopPips: 損切り(pips)
TakePips: 利確(pips)
Lots: 固定ロット(RiskPercentが0のとき使用)
RiskPercent: 0より大きいと、損切りで有効証拠金のこの%を失うようにロットを決定
MagicNumber: このEAのポジションの識別番号
Slippage: 許容スリッページ(ポイント)
ManualCheckHourOverride: -1=自動、0〜23=判定足のサーバー時刻を固定(検証用)
TesterServerDst: ストラテジーテスター専用。想定するサーバー時間の方式
DebugLog: 判定した足ごとに1行ログを出力
戦略パラメータの初期値は、下記のテスト結果と同じ設定です。テストは0.1ロット固定で行い、EAの初期ロットは0.01です。
【推奨設定】
・銘柄: USDJPYとGBPJPY。それぞれのチャットに別々にアタッチしてください。
・チャートの時間足:ロジックは常にH1足を使います。
・口座:種類は問いません。低スプレッドの口座を推奨します。
・まずデモ口座で動作を確認してください。
・ストラテジーテスター:テスターには本当のGMT時刻がないため、EAはサーバー時間の方式を仮定します(入力TesterServerDst)。ブローカーのサーバー時間が異なる場合は、ManualCheckHourOverrideに判定足のサーバー時刻を設定してください。
【テスト結果(MetaTrader 5 ストラテジーテスター、実ティックベースの全ティック)】
期間 2024.01.01〜2026.10.02、H1、証拠金$100,000、レバレッジ1:100、0.1ロット固定、初期パラメータ。結果は価格データに左右されるため、2社のティックデータを使いました。
MetaQuotes-Demoのデータ:
USDJPY: 41トレード、勝率34.2%、純利益+$871、プロフィットファクター2.39、最大ドローダウン(残高)$133、最大連敗6
GBPJPY: 47トレード、勝率27.7%、純利益+$568、プロフィットファクター1.72、最大ドローダウン(残高)$252、最大連敗11
XMのデータ:
USDJPY: 41トレード、勝率26.8%、純利益+$437、プロフィットファクター1.62、最大ドローダウン(残高)$136、最大連敗6
GBPJPY: 49トレード、勝率28.6%、純利益+$624、プロフィットファクター1.76、最大ドローダウン(残高)$256、最大連敗11
【必ずお読みください — この結果の限界】
・サンプルが少ないです。2.75年で約90トレードで、統計的な確実性は低いです。
・勝率は低く(おおよそ25〜35%)、小さな損失が多く、少数の大きな利益が成績を作っています。長い連敗も起こります(テストでGBPJPYは11連敗)。
・損切りと利確の幅は、2024〜2026年を含むテストで選びました。レンジ幅の閾値は、より前のデータ(2010〜2017年、5通貨ペア)で選びました。
・優位性は主にUSDJPYとGBPJPYで見つかりました。他の通貨ペアも検証しましたが、有用な結果は出なかったため、本EAは他の通貨ペア向けではありません。
・この期間は、円のトレンドに有利だった可能性があります。他の相場環境では結果が大きく異なる場合があります。
・結果はブローカーの価格、スプレッド、サーバー時間に左右されます。上の2つのデータでも、すでに差があります。
・バックテストはシミュレーションです。実際のスプレッド、スリッページ、スワップ、約定拒否により結果は異なります。
【リスク警告】
FXなどのレバレッジ取引は、口座によっては入金額を超える損失が生じる可能性があるなど、損失のリスクが高い取引です。テスト結果を含む過去の成績は将来の成果を保証しません。本商品は取引ツールであり、投資助言ではありません。デモ口座で検証し、失っても問題のない資金の範囲で取引してください。
