Elliott Wave Auto Count Four Degrees
- インディケータ
- バージョン: 1.1
- アクティベーション: 5
Elliott Wave Auto Count は、エリオット波動を「基本度数とその上の3つの度数」の計4階層で同時に自動カウントする MT4 用インジケーターです。『エリオット波動入門』(Frost & Prechter)のルールとガイドラインに沿って波を数え、現在の波について価格×時間の目安ゾーンと否定ラインも表示します。カウントのロジックは MT5 版(別商品)と同じです。
■ しくみ
1. スイング:ATR(100) を基準にした5本のジグザグを使います。上の度数ほど大きな値幅で転換を認識します。いちばん細かいジグザグは表示せず、各波の内部の波数を数えるためだけに使います。
2. パターンの当てはめ:度数ごとに、最近の転換点をインパルス、ダイアゴナル(リーディング/エンディング)、ジグザグ、フラット(レギュラー/エクスパンデッド/ランニング)、トライアングル(収縮/バリア/ランニング/拡大)、ダブルジグザグ、ダブルスリー、トリプルスリー、最新の波の「進行中」パターンに分けます。
3. 絶対ルールは必ず守ります:「2波は1波の始点を割らない」「3波は最短にならない」「インパルスの4波は1波に重ならない」などに反するカウントは採用しません。
4. ガイドラインで採点:戻りの深さ、延長、価格と時間の交替、等価性、フィボナッチ比、時間の釣り合い、下位度数の波数(5-3-5、3-3-5、3-3-3-3-3)を採点し、全体で最も整合的なカウントを表示します。2番目の候補は「代替カウント」として表示します。
5. 度数名(ミニュエット、ミニット、マイナー、インターミディエイト、プライマリー など)は、波1本の実際の時間の長さから判定します。どの時間足でも同じ度数名になります。
■ 表示されるもの
・波ラベル:度数ごとに色分けした表記(1-2-3-4-5、(i)、[a]、①、W-X-Y など)。マウスを乗せると、値幅・時間の比率と整合度が出ます。
・目安ゾーン(四角):フィボナッチの価格比・時間比から計算した、現在の波の価格×時間の範囲です。目安であり、予測や到達の保証ではありません。初期値では下位2階層だけ表示します。
・否定ライン(破線):ここを抜けると、そのカウントは無効です。
・情報テーブル:各階層の度数・パターン・現在の波(コンパクト表示)。コンパクト表示をオフにすると、時間(経過→目安)、価格(目安/否定)、代替カウントも表示します。
・時刻は日本時間(JST)で表示します。ブローカーの夏時間の方式は設定「Server DST rule」で選びます(初期値 EU DST。US DST、夏時間なしも選べます)。
・チャートの文字と表は、日本語/英語を切り替えられます。
■ MT5 版との違い
MT4 はチャート上の文字に一部の記号を表示できないため、次のように表記します。
・丸囲みの英字・丸囲みのローマ数字は角括弧で表記します:ミニット度数は [i] [a] [w]、プライマリー度数の調整波は [A] [W](英語表示では推進波も [1]~[5])。
・「≈」は「約」(英語表示では "~")、「〜」は「~」で表示します。
・設定画面に見出しはありません。設定項目の内容は MT5 版と同じです。
■ 設定項目
・感度(敏感/標準/慎重):いちばん細かい階層で数える波の大きさ
・表示する階層数(1〜4)、階層ごとに表示する過去のパターン数(1〜6)、度数名の補正(-3〜+3)
・表示言語(日本語/英語)
・パターン名の表示、目安ゾーンの表示、目安ゾーンを表示する階層(1〜4)、否定ラインの表示
・情報テーブルの表示、コンパクト表示、テーブルの位置、チャートの文字サイズ、テーブルの文字サイズ
・Lv1〜Lv4 の色
・度数間のスイング倍率(1.5〜4.0、初期値 2.0)、デバッグ(計算時間と文字の確認をログに出す)
・サーバーの夏時間の方式(EU DST/US DST/夏時間なし)
■ ご注意
・エリオット波動のカウントは一つに決まるものではありません。本ツールは「最も整合的な候補」を示すもので、正解を保証しません。代替カウントと否定ラインを必ず併せてご確認ください。
・再描画あり:最新の波(末尾に「?」が付く波)は未確定で、値動きに応じて変わります。過去の波も、新しい値動きで波番号・パターン名が付け直されることがあります(ジグザグの転換点そのものは、確定後は動きません)。
・再計算は新しい足が出たときだけ行います。足の途中の値動きは次の足まで反映されません(日足・週足では反映までの時間が長くなります)。
・「整合度」はルール・ガイドラインへの当てはまり具合です。勝率・的中率ではなく、将来の値動きを示すものでもありません。
・分析用のツールです。注文は出さず、売買シグナルも出しません。
・チャートのプロパティ(F8)の「チャートを前面に表示」はオフにしてください。オンだとローソク足が表の上に重なります。
・上の階層に「データ不足(波が少ない)」と出るときは、チャートの本数が足りません。「ツール」→「オプション」→「チャート」の「チャートの最大バー数」を増やして過去のデータを読み込むか、上の時間足でお使いください。
・カウントはブローカーの価格データによって変わり、ブローカーやプラットフォーム(MT5 版・TradingView 版など)の間で一致しないことがあります。
・名前が「EWA_数字_」で始まる図形は、このインジケーターの描画とみなして削除することがあります。ご自身の図形にこの名前は使わないでください。
・詳細表(コンパクト表示オフ)は横幅が広く、狭いチャートでは右側が切れることがあります。テーブルの文字サイズを小さくするか、コンパクト表示をお使いください。
■ その他
・MetaTrader 4 専用です(MT5 では動きません。MT5 版は別商品です)。すべての銘柄・時間足(1分足〜月足)で使えます。
・同じチャートに複数入れられます(感度違いなど)。テンプレートの保存や MT4 の再起動にも対応しています。
・DLL、外部ファイル、インターネット通信は使いません。
・サポートは MQL5 のメッセージで、3営業日以内に返信します。対応範囲は導入・設定・不具合のご報告です。相場観、売買の判断、カウントの解釈についてのご質問にはお答えできません。
