記事「どんな市場でも優位性を得る方法(第3回):VISA消費指数」についてのディスカッション

 

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ビッグデータの世界では、取引戦略を向上させる可能性を秘めた数百万もの代替データセットが存在します。この連載では、最も有益な公共データセットを特定するお手伝いをします。

VISAはアメリカの多国籍決済サービス会社です。同社は1958年に設立され、今日では世界最大級の取引処理ネットワークを運営しています。VISAは、先進国のほぼすべての市場に浸透しているため、評判の高い代替データの供給源として有利な立場にあります。さらに、セントルイス連邦準備銀行もマクロ経済データの一部をVISAから収集しています。

今回は、VISA支出モメンタム指数(SMI: Spending Momentum Index)を分析します。この指数は、消費者の消費行動を示すマクロ経済指標です。このデータは、VISAが独自のネットワークとVISAブランドのデビットカードやクレジットカードを使って集計しています。データはすべて非個人化されており、ほとんどが米国で収集されたものです。VISAがさまざまな市場のデータを集計し続ければ、この指数はやがて世界の消費者行動のベンチマークとなるかもしれません。

VISA SMIデータセットの取得には、セントルイス連邦準備銀行が提供するAPIサービスを利用します。米連邦準備制度理事会経済データベース(FRED)のAPIを使えば、世界中から収集された数十万のさまざまな経済時系列データにアクセスできます。

Visa Spending Index

作者: Gamuchirai Zororo Ndawana