記事「多通貨エキスパートアドバイザーの開発(第18回):将来期間を考慮したグループ選択の自動化」についてのディスカッション

 

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これまで手動でおこなっていた手順の自動化を引き続き進めていきましょう。今回は、第2段階の自動化、すなわち取引戦略の単一インスタンスの最適なグループ選定に立ち返り、フォワード期間におけるインスタンスの結果を考慮する機能を追加します。

いつものように、まずは問題を解決するために、現時点で何が揃っていて、何が足りないのかを整理しておきましょう。私たちは、任意の時間間隔にわたって取引戦略の最適化タスクを設定することができます。「タスクを設定する」という言葉は文字通りに解釈する必要があります。これをおこなうには、データベースのtasksテーブルに必要なエントリを作成します。そのため、たとえば2018年から2022年までの期間で最初に最適化を実行し、次に2023年の期間で別途最適化を実行することも可能です。

しかし、このようなアプローチでは、得られた結果を期待通りに活用することができません。というのも、それぞれの期間における最適化は独立して実行されるため、比較の基準が存在しなくなるからです。つまり、2回目の最適化では、1回目の最適化と同じ入力パラメータの組み合わせが再現されることはありません。これは、私たちが使用している遺伝的アルゴリズムによる最適化にも当てはまります。完全最適化であれば話は別ですが、最適化パラメータの組み合わせが膨大であるため、これまで使用したことはなく、今後も使う可能性は低いでしょう。

したがって、フォワード期間を指定して最適化を実行する必要があります。この場合、テスターはメイン期間と同じ入力パラメータの組み合わせをフォワード期間にも適用して評価をおこないます。ただし、私たちはまだこのフォワード期間付きの自動最適化を実行したことがないため、得られた結果がデータベースにどのように記録されるのかが分かっていません。メイン期間の実行とフォワード期間の実行をデータベース上で明確に区別できるかどうかを確認する必要があります。

作者: Yuriy Bykov

 
あなたのコードを利用したいのですが、連続した複数の記事があり、私はこの部分を好むので、コードのこの部分は完全ですか?
 
どんな発展途上のプロジェクトでもそうであるように、どのパートも最終版ではない。多かれ少なかれ最終版が第25 部に登場し、第28 部でさらに発展させた。