記事"MQL5 ウィザード:計算された価格での発注、ストップロスおよびテイクプロフィット設定標準ライブラリ拡張"についてのディスカッション

 

新しい記事 MQL5 ウィザード:計算された価格での発注、ストップロスおよびテイクプロフィット設定標準ライブラリ拡張 はパブリッシュされました:

本稿は MQL5 標準ライブラリの拡張について説明します。それは MQL5 ウィザードを用いてインクルードされたモジュールから受信する価格によって Expert Advisors を作成し、発注し、ストップロスおよびテイクプロフィットを設定することを可能にするものです。この方法はモジュール数に追加の制限は何も設けず、その連携動作において競合が発生することはありません。

本稿の実用目的は、作成済みエキスパートに現行価格からの指定距離ばかりでなく希望の価格レベルで発注、ストップロスおよびテイクプロフィットを設定する機能を追加することです。

記事『MQL5 ウィザード:任意の価格で指値注文をオープンすることを EA に教える方法』 で同様の考え方が述べられています。提案のソリューションにある重大な欠点は、下位フィルターからのトレードシグナルモジュールのパラメータが『強制的 に』変更されることです。この方法は多数のモジュールと連携することを勧めませんが、処理最適化にウィザードを使用することには意味がありません。

標準クラスから継承されるクラスにおいて任意の価格でストップロスおよびテイクプロフィット設定だけでなく発注を実装することを以下で詳しく考察し ます。それはモジュール間の競合はあり得ないということです。本稿が例としての役割を果たし、読者のみなさんがご自身の標準的フレームワークを改良し、ま たユーザーの方々がライブラリの拡張を実装するきっかけになることを願っております。

図1 マーケットエンター時の意思決定パターン

作者: Andrey Shpilev