インディケータ: Money Flow Index (MFI)

[Automated-Trading]

Money Flow Index (MFI):

マネーフローインデックス (MFI) は、株価に投入・株価から引き出された価格を表示します。 このインジケーターの解釈は、Relative Strength Index に似ています。唯一の違いはMFIにとってはボリュームが重要だということです。

MFIを分析するとき、下記の点に注意しなくてはなりません。:

• インジケーターと価格のダイバージェンス価格が上がったにも関わらず、MFIが下がった場合（もしくはそれぞれ逆の場合）、価格が転換する可能性が非常に高いです。;
• 80以上、20以下のマネーフローインデックスの値は、相場が天井か底にいる可能性を示唆しています。

作者: MetaQuotes Software Corp.

[Sergey Golubev]

マネーフロー指数 （barchartの記事より 引用）

マネーフロー指数(MFI)は、解釈と計算の両面で相対力指数(RSI)に類似したモメンタム指標です。しかし、MFIは出来高加重である点で、より厳密な指標であり、証券に出入りするマネーの強さを測るのに適しています。MFIは、「正のマネーフロー」と「負のマネーフロー」を比較し、トレン ドの強弱を識別するために価格と比較できる指標を作成します。MFIは、RSIと同様、0～100の尺度で測定され、多くの場合14日 間で計算されます。

MFIは、ダイバージェンスや買われすぎ・売られすぎのシグナルを発し ているという点で、RSIと同様に解釈することができます。

株価とMFIの間の陽線と陰線は、それぞれ買いシグナルと売りシグナルとして利用でき、トレンドの反転が間近に迫っていることを示すことが多いからです。株価が下落しているにもかかわらず、プラスのマネーフローがマイナスのマネーフローを上回る傾向がある場合、日々の価格上昇に関連する出来高が価格下落に関連する出来高を上回ることになります。これは、証券に流入する資金が証券から流出する資金より「強い」ため、反転する恐れのある弱い下降トレンドを示唆しています。

MFIは、RSIと同様、ある銘柄の出来高が多すぎるか少なすぎるかを判断す るのに使えます。MFIインジケータが80以上（弱気）になれば、その銘柄は「買われすぎ」 と判断されます。一方、MFIが20以下（強気）の場合は「売られすぎ」です。

計算

資金の「流れ」は価格と出来高の積であり、ある証券とある価格に対する需要を示す。マネーフローはマネーフロー指数と同じではなく、マネーフロー指数を計算するための要素です。したがって、マネーフローを計算する際には、まず一定期間の平均価格を求める必要があります。多くの場合、14日間を対象としているので、1日の代表的な価格を計算し、それを使って14日間の平均を算出します。

代表的な価格 = ((日中の高値 + 日中の安値 + 日中の終値) / 3)

マネーフロー = (代表価格) x (出来高)

MFIは、「プラス」のマネーフローと「マイナス」のマネーフローの比率を比較します。今日の代表的な価格が昨日より高ければ、それはプラスのマネーフローとみなされます。14 日間の平均の場合、その 14 日間のすべてのプラス・マネーの合計がプラス・マネー・フローとなる。MFIは、プラスのマネーフローとマイナスのマネーフローの比率（マネーレシオ）に基づいています。

マネー・レシオ＝（プラス・マネー・フロー／マイナス・マネー・フロー）

最後に、この比率を使ってMFIを計算することができます：

マネーフロー指数 = 100 - [ 100 / (1 + マネーレシオ) ]。

MFIの計算に使用する日数が少なければ少ないほど、ボラティリティが高くなります。

パラメータ

• 期間 (14) - バーの数、または間隔。