記事「MQL5での取引戦略の自動化(第35回):ブレーカーブロック取引システムの作成」についてのディスカッション

 

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本記事では、MQL5でブレーカーブロック取引システムを作成します。本システムは、レンジ相場を識別し、ブレイクアウトを検出、スイングポイントでブレーカーブロックを検証した上で、リスクパラメータを定義してリテスト取引を実行します。また、オーダーブロックおよびブレーカーブロックを動的なラベルと矢印で可視化し、自動売買やトレーリングストップにも対応しています。

ブレーカーブロック戦略とは、価格が狭いレンジ内で推移するレンジ相場を特定し、その後のブレイクアウトとインパルスムーブ(勢いのある値動き)を捉える取引戦略です。このとき形成されるオーダーブロックが無効化されると、ブレーカーブロックとして機能し、リテスト取引の候補となります。戦略の基本コンセプトは、価格が大きく動いた後にこれらのブロックに戻ってくるタイミングを捉え、ブレイクアウト方向への取引を、定義されたストップロスとテイクプロフィットとともに実行することです。さらに、チャート上で視覚的に確認できる要素を組み合わせて分析精度を高めます。以下に、代表的なブレーカーブロックの種類を示します。

弱気ブレーカーブロック

弱気ブレーカーブロック

強気ブレーカーブロック

強気ブレーカーブロック

戦略では、まず指定した本数のバーを分析してレンジ相場を検出し、価格がレンジを抜けたタイミングでブレイクアウトを特定します。その後、乗数(マルチプライヤー)ベースの閾値を用いてインパルスムーブを確認します。さらに、スイングポイントを用いたブレーカーブロックの検証ロジックを実装し、リテスト時にカスタマイズ可能なパラメータで取引を実行します。ブロックは動的なラベルや矢印で可視化し、ブレーカーブロックの発生と取引機会を特定するシステムを構築します。


作者: Allan Munene Mutiiria

 
こんにちは、

共有ファイルを追加してみましたが、描画されないと 言うか、チャート上で何も起こらないか、取引が行われません。

よろしくお願いします。