記事「初級から中級まで:配列(IV)」についてのディスカッション

 

新しい記事「初級から中級まで:配列(IV)」はパブリッシュされました:

この記事では、C、C++、Javaなどの言語で実装されていることと非常によく似たことを実現する方法について見ていきます。つまり、関数や手続きにほぼ無限の数のパラメータを渡す方法についてです。これは一見すると高度なトピックに思えるかもしれませんが、前回までの内容をきちんと理解していれば、実装は決して難しくありません。もちろん、それらの内容を本当に理解していることが前提です。

前回の「初級から中級まで:配列(III)」では、配列を使って関数や手続き間でデータを渡す方法を説明しました。また、初期化に関する注意点や、長期的に見て持続可能でないコードを避けるための基本的な配慮についても取り上げました。これまでに示してきた内容は、実用性が低い、あるいは実際に使う機会が少ないと思った方もいるかもしれません。しかし今回から、いよいよ実践的で面白い内容に踏み込んでいきます。これまで、例を挙げて特定の概念と簡単なルールを適用してきました。いよいよMetaTrader 5の本質に迫っていきます。

とはいえ、実際に手を動かす前に、まず理解しておくべき事柄がいくつかあります。中には、皆さんの多くが知らないこと、あるいは全く予想していないような仕組みもあるでしょう。これから扱う内容は、興味深くなると同時に、少しずつ複雑にもなっていきます。ですので、今回以降の記事は、ぜひ焦らずじっくりと取り組んでください。これから学ぶことは、MetaTrader 5で実用的なアプリケーションを開発する際に大いに役立つはずです。

まず最初に取り上げるのは、配列を使ったより効率的なメモリの使い方です。実は配列の話はまだ終わっていません。そして、もし配列についてすぐに完全に理解できると思っていたなら、それは忘れてください。このトピックは非常に広範で奥が深いのです。ですから、今後も他のテーマと並行して、配列については少しずつ掘り下げていきます。このアプローチの方が、退屈にもならず、無理なく理解を深めていけるはずです。


作者: CODE X