記事「MQL5での取引戦略の自動化(第2回):一目均衡表とオーサムオシレーターを備えた雲抜けシステム」についてのディスカッション

 

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この記事では、一目均衡表とオーサムオシレーター(Awesome Oscillator)を活用し、「雲抜け戦略」を自動化するエキスパートアドバイザー(EA)を作成します。インジケーターハンドルの初期化、ブレイクアウト条件の検出、自動売買におけるエントリーおよびエグジットの実装手順について、段階的に解説します。さらに、トレーリングストップやポジション管理ロジックを組み込むことで、EAのパフォーマンスと市場適応力を高める方法にも触れます。

前回(本連載第1回)は、Profitunityシステム(ビル・ウィリアムズ著『Trading Chaos』)の自動化方法を紹介しました。 本記事(第2回)では、雲抜け戦略MetaQuotes Language 5 (MQL5)を用いて完全に機能するEAへと構築する方法を解説します。雲抜け戦略は、一目均衡表を用いて、市場の反転やトレンドの継続を判断するための手法です。価格が「雲(Kumo)」と呼ばれる領域、すなわち先行スパンAと先行スパンBの間に形成される動的な支持/抵抗ゾーンを上抜けまたは下抜けることで、トレンドの転換シグナルを捉えます。Awesome Oscillatorをトレンド確認用のフィルターとして活用することで、誤ったシグナルの除外とエントリー/エグジット精度の向上を図ります。この戦略は、強いモメンタムに基づく値動きから利益を狙うトレーダーに広く活用されています。

トレーリングストップGIF

可視化から、市場の勢いの変化を待つのではなく、市場が私たちの方向に進むたびにストップロスレベルを移動することで、利益を確定し、利益を最大化できることがわかります。


作者: Allan Munene Mutiiria