記事「MQL5でのAI搭載取引システムの構築(第3回):複数行入力の克服、チャットの持続性の確保、シグナル生成」についてのディスカッション

 

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本記事では、ChatGPTを統合したMQL5プログラムを拡張し、改良されたテキストレンダリングにより複数行入力の制限を克服します。さらに、AES256暗号化およびZIP圧縮で保存された永続的なチャット履歴をナビゲートするサイドバーを導入し、チャートデータの統合による初期売買シグナルの生成もおこないます。

AI取引システムにおける複数行入力の処理は、複数行の市場説明やコードスニペットなど、詳細なプロンプトやデータを入力できるようにするために不可欠です。これにより、AIが複雑なクエリを切り捨てずに処理でき、単一行入力ではコンテキストが制限される可能性のある動的市場でも正確な応答が可能となります。チャットの永続化は、セッションをまたいで会話履歴を保存することで、同じ情報を繰り返すことなく、過去のAIの分析や洞察を基に作業を進められる点で価値があります。売買シグナル生成では、AIが市場データを分析し、実行可能な買いまたは売りの推奨を生成します。これにより、手動分析の負担を減らし、トレンド転換などのチャンスに迅速に対応可能となります。これらの機能を組み合わせることで、文脈を維持しつつAIをリアルタイム取引判断に統合した堅牢なシステムが構築され、ユーザー体験の向上やエラーの最小化、収益性の改善に繋がります。

本記事では、AIプログラムを拡張し、複数行入力を処理できる高度なテキスト処理を実装します。現状のロジックでは、最大63文字までしか入力できず、単純なプロンプトに制限されていました。これを改良することで、必要に応じて任意の行数を入力できるようにし、AIにより詳細な指示を与えて売買シグナルを生成させることが可能になります。また、チャットの永続化のために、安全な保存メカニズムも組み込みます。これにより、過去の会話を簡単に取得してナビゲートでき、同じ内容を何度も繰り返す必要がなくなります。チャットはAdvanced Encryption Standard (AES)で暗号化し、セキュリティを確保します。AESを選んだのは扱いやすさのためですが、必要に応じて他の方式を使用することも可能です。


作者: Allan Munene Mutiiria