記事「MQL5入門(第15回):初心者のためのカスタムインジケーター作成ガイド(IV)」についてのディスカッション

 

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この記事では、MQL5でプライスアクションインジケーターを構築する方法を学びます。具体的には、トレンド分析において重要なポイントである、安値(L)、高値(H)、安値切り上げ(HL)、高値更新(HH)、安値更新(LL)、高値切り下げ(LH)といった構造の把握に焦点を当てます。また、プレミアムゾーンとディスカウントゾーンの識別、50%リトレースメントレベルの表示、リスクリワード比に基づく利益目標の計算についても解説します。さらに、トレンド構造に基づいてエントリーポイント、ストップロス(SL)、テイクプロフィット(TP)の設定方法も扱います。

このインジケーターは、安値(L)、高値(H)、安値切り上げ(HL)、高値更新(HH)を識別して上昇トレンドを示し、買いシグナルを生成します。HLとHHの間の50%リトレースメントレベルを特定し、HHを上抜ける構造がブレイクされた際にエントリーします。50%リトレースメントはストップロスとして使用され、テイクプロフィット1はリスクリワード比1:1、テイクプロフィット2は1:2を目標とします。

図1:上昇トレンド

売りシグナルとして下降トレンドを識別するために、インジケーターはまずH、L、LH、LLを特定します。次に、LHとLLの間の50%リトレースメントを計算します。エントリーはLLを下抜けたブレイクでおこない、ストップロスは50%の位置に設定します。テイクプロフィット1はリスクリワード比1:1、テイクプロフィット2は1:2を目標とします。


作者: Israel Pelumi Abioye