記事"大きなプログラムでの注文に関する考察"についてのディスカッション

 

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複雑なプログラムでの注文に関する考察の一般的な原則を研究していきます。

取引戦略が、例えば一つの買い注文と一つの売り注文など少数の注文を前提にしている場合、このような取引戦略を実装しているエキスパートアドバイザ は注文を検証することなく、独自のイデオロギーに基づいて取引決定を行い、ターミナル上に一方向の注文が一つ以上存在することはできません。

このようなアプローチは、基本的に許容できるものでありますが、これは小さなプログラムにのみ適していて、普遍性を求めることはできません。一つの 通貨シンボルにつき、二つまたはそれ以上の同一の注文がある場合、このようなエキスパートアドバイザは、どのように振る舞うべきなのでしょうか?取引戦略 はこういった状況を想定しておらず、またそういう状況は起こりえないと反論することもできます。それは正しいですが、この概念の欠陥と限界を示すものでも あります。

トレーダーが指値注文を含む、複数の注文を扱うのに十分な経験を得た瞬間から、指値注文は成立する場合があるので、持っている注文を精査する必要が 出てきます。また、周知のように、ターミナルではエキスパートアドバイザが動作しているということを忘れて、トレーダーはいつでも『手動で』注文を出すこ ともできます。同様に、一つのアカウントで複数のトレーダーが同時に取引をすることもあり得ます。そして、より一般的な場合では、取引戦略自体が多数の注 文の使用を想定することが可能です。

大きなプログラムではどのように注文の考察をすべきか考えてみましょう。

作者: Сергей Ковалев