記事"サポート レジスタンス、プライスアクションからトレードセットアップをおこなうには"についてのディスカッション

 

新しい記事 サポート レジスタンス、プライスアクションからトレードセットアップをおこなうには はパブリッシュされました:

この記事は、良いタイミングのエントリーをするためのプライスアクションとサポート・レジスタンスレベル(ライン)の観察について書かれています。トレードのセットアップ(エントリー条件)のために、この二つを上手く組み合わせたトレードシステムは何なのか、考えていきます。MQL4のコードには、これらのトレード・コンセプトに基づいたEAに利用されているものがあります。

この記事の内容は、MQL4のコード例がこのトレード手法をに基づいたエキスパートアドバイザーに利用できるように、為替取引や株式、先物商品にも利用できるトレード手法を包括しています。

プライスアクションとサポート・レジスタンスラインの設定はシステムの鍵となる構成要素です。市場へのエントリーはおおむねこの二つの構成要素に基 づいています。参考値幅はこれらを参考にして説明されることが多々あります。MQL4のコード例にはリスクを最小限に抑えるパラメーターがあります。これ は市場のイグジット参考値を維持し、比較的エントリー値に近い所でそれを止めることによってできます。

口座残高によらず、大きなロットでのトレードができるという利点があります。様々な状況の中でも利益確定できるMQL4コードを用いる事によって、獲得利益目標を決定することについても述べられています。


1. サポート・レジスタンスについて

どの時間軸、どのマーケットのチャートを見ても、ある一定の特徴が現れることから観察される二つの事実があります。一つは、市場の値は長いあいだ同 じ値はしめさないことです。十分な時間が経つと、市場の値は目に見えて変化します。チャートのどの時点での値も参考値として利用されます。

ある市場の値は、他のそれよりも良い参考値になることがあります。。それは後で直ぐ述べます二つ目の確固たる事実は、どのチャートも市場のトレンド が反転する特定の値を持っていると言うことです。しばしば、市場は何度もこれらの参考値に到達するとまもなくトレンドを転換することがあります。これらが サポート・レジスタンスレベルであって、どのトレーダーも聞いことがあるものです。サポートとは市場がそれ以下にはならないであろうプライスレベルです。 レジスタンスとはそれ以上にはならないであろうプライスレベルのことです。

サポート・レジスタンスはトップ・ボトムという言葉でもしられており、これらのプライスレベルは、このマーケットはいずれそのレベルまで到達するだ ろうし、そのレベルあたりで反転するだろうというメッセージを届けてくれます。サポート・レジスタンスレベルは参考値として利用できる値であり、高い確率 で新しいトレンドが始まるポイントを示してくれると言えるでしょう。サポート・レジスタンスレベルのだいたい中間にある値もまた、よい参考値になります。 これを中間値と言うことにします。

どのチャートの一部を切り取ってみても、参考値として利用できるサポート・レジスタンスレベルや中間値の水平線を引くことができます。下の図1の例を見て下さい。

図1.サポート・レジスタンスレベル・中間値

図1. サポート・レジスタンスレベル・中間値

作者: Mike J

理由: