記事「市場シミュレーション(第24回):ポジション表示(II)」についてのディスカッション

 

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取引サーバー上の未決済ポジションを、インジケータを使って、できるだけシンプルかつ実用的な方法で追跡する方法を紹介します。これは、必ずしもすべてをエキスパートアドバイザー(EA)に移す必要はないことを示すため、段階を追って説明していきます。皆さんの多くは、何らかの理由で、このような処理をEAでおこなうことに慣れているかもしれません。しかし、実際には、そのやり方にはそれほど十分な根拠があるわけではありません。なぜなら、この実装を発展させていくにつれて、この目的のためにさまざまな種類のインジケータを作成したり、実装したりできることが明らかになるからです。

前回の「市場シミュレーション:ポジション表示(I)」では、銘柄チャート上で未決済ポジションを直接表示できるインジケータを作成し、実装する可能性について説明し始めました。MetaTrader 5にはすでにこのような機能が用意されているため、多くの人はこれを必要のないものだと考えるかもしれません。しかし、クロス注文型の執行モデルを使用する場合、あるいは私たちの具体的なケースのように、リプレイ/シミュレーションシステムを使用する場合には、この方法は適用できません。

先ほど述べたように、チャート上で大量のオブジェクトを扱い始めると、いくつかの問題が発生します。特に、それらのオブジェクトが何らかの形で互いに関連付けられている場合、全体の実装はより複雑になります。とはいえ、ここでの目的は、私たちが直面する問題について詳しく説明することではありません。私たちが実装することにした解決策を示すことが目的です。これから見ていく内容は、以前にも述べたとおり、最終形でもなければ唯一の方法でもありません。読者の皆さんへの私からの提案は、明確な必要性もないのに大量のコードを書き始める前に、少し立ち止まって考えてみることです。

これから扱うテーマはかなり広いものなので、この導入部分では詳しく説明しません。この記事が終わる頃には、前回の記事で扱ったものよりも少し良いものを作り上げることが、私の意図です。それでは、作業に取りかかりましょう。


作者: Daniel Jose