記事「多通貨エキスパートアドバイザーの開発(第27回):複数行テキスト表示コンポーネント」についてのディスカッション

 

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テキストをチャート上に表示する必要がある場合は、Comment()関数を使用できます。しかし、この関数の機能には多くの制限があります。そこで本記事では、独自コンポーネントとして、複数行テキストの表示、柔軟なフォント設定、さらに、画面全体を占めるスクロール機能対応ダイアログウィンドウを作成します。

テキストをチャート上に表示する必要がある場合は、Comment()関数を使用できます。しかし、この関数の機能には多くの制限があります。そこで本記事では、独自コンポーネントとして、複数行テキストの表示、柔軟なフォント設定、さらに、画面全体を占めるスクロール機能対応ダイアログウィンドウを作成します。

前回は計算処理部分を実装しました。この部分には特に厳しいパフォーマンス要件はありませんでした。計算結果を表示するために、標準で利用できる二つのシンプルな方法を使用しました。一つ目は、送信したテキストをチャート上に直接表示する標準関数Comment()です。二つ目は、別の標準関数Print()を使用してEAのログへテキストを出力する方法です。これらは単純な用途であれば非常に便利です。

しかし、これらの方法にはいくつかの制限があります。特にComment()の最大の問題は、フォントのサイズや書体、文字色を制御できないこと、そして大量の情報を表示する際にスクロールできないことです。そのため、複数行のデータや構造化された情報を出力する場合には扱いづらさが生じます。一方、Print()によるログ出力も、スクロールできる点を除けば同様の問題があります。さらに、ログへ常に新しいエントリが追加され続けるという別の不便さもあります。  

そこで本記事では、独自コンポーネントとして、複数行テキストの表示、柔軟なフォント設定、さらに、画面全体を占めるスクロール機能対応ダイアログウィンドウを作成します。このツールによって、情報の可視化をより分かりやすく、使いやすいものにできます。また、このコンポーネントの実用性が確認できれば、将来的にはAdwizardライブラリの一部として組み込み、多通貨EAに関するさまざまな情報を表示するための汎用ツールとして活用する予定です。


作者: Yuriy Bykov