記事「MQL標準ライブラリエクスプローラー(第2回):ライブラリコンポーネントの接続」についてのディスカッション

 

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本記事では、MQL5標準ライブラリを用いてエキスパートアドバイザー(EA)を効率的に構築するために、クラス構造をどのように読み解くべきかを整理します。標準ライブラリは高い拡張性と機能性を備えていますが、その全体像が見えにくく、体系的な指針がないまま複雑なツールキットを渡されたように感じることも少なくありません。そこで本記事では、実際の開発現場でクラスを確実に連携させるための、簡潔かつ再現性の高い統合手順を紹介します。

多くの開発者は、精密な道具が詰まったツールボックスを持っているにもかかわらず、それを完成したソリューションに組み立てる設計図を持っていません。この複雑さを簡略化するために、現実の例えを用います。人体が脳の指揮のもとで専門の臓器が連携して機能するように、EAも、専門のモジュールがメインプログラムにより調整されて動作します。

この例えでいうと、EAは脳として中央の意思決定者の役割を果たします。サポートするライブラリクラスは臓器として、それぞれ専門の機能を担います。

  • CTradeクラス:取引を実行する(手が行動する役割に相当)
  • CIndicatorsクラス:市場データを分析する(目が環境を認識する役割に相当)
  • CAccountInfoクラス:口座の状態を監視する(神経系が情報を収集し、伝達する役割に相当)


作者: Clemence Benjamin