記事「MQL5での取引戦略の自動化(第27回):視覚的なフィードバックによるプライスアクションクラブハーモニックパターンの作成」についてのディスカッション

 

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本記事では、MQL5で弱気、強気両方のクラブ(Crab)ハーモニックパターンを、ピボットポイントとフィボナッチ比率を用いて識別し、正確なエントリー、ストップロス、テイクプロフィットレベルを使用して取引を自動化するクラブパターンシステムを開発します。また、XABCDパターン構造やエントリーレベルを表示するために、三角形やトレンドラインなどのチャートオブジェクトを使った視覚的な表示機能を追加します。

強気のクラブハーモニックパターン

強気のクラブハーモニックパターン

弱気のクラブハーモニックパターン

弱気のクラブハーモニックパターン

パターンを識別するために、以下のような構造化されたアプローチを採用します。

  • XAレッグの定義:XからAへの最初の勢いのある動きがパターンの基盤を形成します。この動きはパターンの方向性を決定し(強気のクラブでは下向き、弱気のクラブでは上向き)、フィボナッチ計算の基準としても機能します。
  • ABレッグの確定:BはXAの動きの約0.618戻しとなるよう設定します。これは、初期の動きを過度に反転させずに修正を確認するためです。
  • BCレッグの分析:BCレッグはABの動きの0.382〜0.886の範囲で伸びる必要があります。このレッグは、最終的な延長(CDレッグ)につながる鋭い逆行の動きを作り出します。
  • CDレッグの設定:最後のCDレッグはXAの動きの1.618倍に延長され、Dでの潜在的反転ゾーンを示します。ここでパターンが完成し、売買のシグナルが発生します。


作者: Allan Munene Mutiiria