記事「MQL5での取引戦略の自動化(第20回):CCIとAOを使用した多銘柄戦略」についてのディスカッション

 

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この記事では、CCI (Commodity Channel Index)とAO (Awesome Oscillator)を用いてトレンド反転を検出する多銘柄取引戦略を作成します。戦略の設計、MQL5での実装、バックテストのプロセスについて解説します。記事の最後には、パフォーマンス改善のためのヒントも紹介します。

第19回では、Envelopes Trend Bounce Scalping戦略を構築し、価格がEnvelopesインジケーターと相互作用する際に発生するシグナルに基づく取引執行とリスク管理に焦点を当てました。今回の第20回では、複数通貨ペアのトレンド反転を捉える多銘柄取引戦略に焦点を移します。本戦略では、CCIとAOを使用し、2つの時間足(M5でのシグナル生成、H1でのトレンド確認)を組み合わせます。今回のロードマップでは、スケーラブルで効率的にシグナルを処理し、取引を実行し、リスク管理を行うシステム設計に重点を置きます。

アーキテクチャ設計は、モジュール化と堅牢性を重視しており、MQL5のクラスベース構造を活用して戦略のコンポーネントを整理します。共通クラスを作成し、CCIとAOのインジケーター計算、事前定義された閾値に基づくシグナル生成、ストップロスおよびテイクプロフィット設定を伴う取引執行を管理します。また、既存のオープンポジションがない場合のみ新規取引を行うといった安全策も組み込みます。本設計は、スプレッドチェックや、新しいバー発生時やティック単位での取引に対応可能な柔軟性を備え、さまざまな市場状況に対応できる、統合的な多銘柄取引システムを提供することを目的としています。以下のようなイメージを目指しています。

戦略計画


作者: Allan Munene Mutiiria