記事「知っておくべきMQL5ウィザードのテクニック(第63回):DeMarkerとEnvelope Channelsのパターンを活用する」についてのディスカッション

 

新しい記事「知っておくべきMQL5ウィザードのテクニック(第63回):DeMarkerとEnvelope Channelsのパターンを活用する」はパブリッシュされました:

DeMarkerオシレーターとEnvelopesインジケーターは、エキスパートアドバイザー(EA)を開発するときに組み合わせることができるモメンタムおよびサポート/レジスタンスツールです。パターンごとに何が役に立つのか、そして何を避けることができるのかを調べます。いつものように、ウィザードで組み立てられたEAと、エキスパートシグナルクラスに組み込まれているパターン使用関数を使用しています。

本記事では、モメンタムオシレーターとサポート/レジスタンスチャネルを組み合わせて使用します。この組み合わせは一見奇異に思えるかもしれません。というのも、一般的にインジケーターのペアリングはトレンドフォロー型のインジケーター同士でおこなわれることが多いからです。しかし、次の理由からこのアプローチを検討する価値があります。トレンドの判定による遅延を避けたい場合、平均回帰取引に注目したい場合、よりシンプルな取引システムが必要な場合、もしくは乱高下やレンジ相場に適応させたい場合、またはモメンタムのダイバージェンスを活用したい場合などです。

そこで、モメンタムオシレーターであるDeMarkerと、サポート/レジスタンスツールであるEnvelope Channelsを組み合わせます。これにあたり、今回も例によって、この2つのインジケーターのペアリングから得られる上位10パターンを分析します。テスト対象はGBP/USDペアで、期間は2023年、時間足は4時間足です。そしてフォワードウォークは2024年の1年間を対象として実施します。


作者: Stephen Njuki