記事「プライスアクション分析ツールキットの開発(第18回):クォーターズ理論の紹介(III) - Quarters Board」についてのディスカッション

 

新しい記事「プライスアクション分析ツールキットの開発(第18回):クォーターズ理論の紹介(III) - Quarters Board」はパブリッシュされました:

この記事では、元のQuarters Scriptを改良し、「Quarters Board」というツールを導入しています。これにより、コードを編集し直すことなく、チャート上でクォーターレベルを直接オン・オフできるようになります。特定のレベルを簡単に有効化・無効化できるほか、エキスパートアドバイザー(EA)はトレンド方向に関するコメントも提供し、市場の動きをより理解しやすくします。

はじめに述べたように、このツールを使えば、ブールフラグを編集するためにコードに戻ることなく、チャート上で表示するレベルを切り替えることができます。Quarter Boardはエキスパートアドバイザー(EA)であり、[Large Quarters]、[Small Quarters]、[Overshoot/Undershoot]、[Trend Direction]の4つのボタンを備えています。各ボタンを押すことで、それぞれ対応するレベルの表示が切り替わります。レベルが有効になるとボタンのテキストは緑色に、無効になると赤色になります。

[Trend Direction]ボタンは、リアルタイムの市場インサイトを提供する追加機能です。ボタンを1回クリックするだけで、50期間の単純移動平均線(SMA)を計算し、それを現在の市場価格と比較することで、市場が上昇トレンドにあるのか、下降トレンドなのか、または横ばいなのかを素早く判断できます。このボタンも、アクティブ状態を示すために色が変わるようになっており、チャート上で市場トレンドをわかりやすく・使いやすく監視できる手段を提供します。 次のセクションで、このEAの機能の中核となるロジックについて見ていきましょう。

作者: Christian Benjamin