記事「プライスアクション分析ツールキットの開発(第15回):クォーターズ理論の紹介(I) - Quarters Drawerスクリプト」についてのディスカッション

 

新しい記事「プライスアクション分析ツールキットの開発(第15回):クォーターズ理論の紹介(I) - Quarters Drawerスクリプト」はパブリッシュされました:

サポートとレジスタンスのポイントは、トレンドの反転や継続の可能性を示す重要なレベルです。これらのレベルを見つけるのは難しいこともありますが、一度特定できれば、市場をより的確に捉える準備が整います。さらなるサポートとして、本記事で紹介されているQuarters Drawerツールをぜひご活用ください。このツールは、主要およびマイナーなサポート・レジスタンスレベルの特定に役立ちます。

クォーターズ理論は、重要な価格範囲をより小さく意味のある区間に分割するテクニカル分析の手法です。この枠組みでは、MajorStep(たとえば、EUR/USDのような通貨ペアで0.1000)が、主要整数値同士の差(たとえば1.2000から1.3000)を定義します。 この範囲はさらに4等分され、ラージクォーター(large quarter)として知られる部分に分割されます。各ラージクォーターは、価格が一時停止、反転、または加速する可能性のある重要なレベルを表しており、トレーダーにとってはサポートやレジスタンスの候補となります。

クォーターズ理論の主要な構成要素には以下が含まれます。

  • 主要な整数: :取引範囲を定める主要なレベル(例:1.2000、1.3000)で、理論のより細かい構造を構築するための参照ポイントとして使用されます。
  • ラージクォーターライン :2つのメジャーレベル間の幅を均等に4分割したラインです。これらのラインは価格の動きにおいて重要な中間レベルを示し、転換点や価格のもみ合いが起こる可能性のあるポイントとしてトレーダーに利用されます。
  • スモールクォーターライン(オプション) :さらなる精度向上のために、100 pips区間をさらに細かく分割したラインです。細分化されたレベルを提供しますが、主な注目点はあくまでラージクォーターラインにあります。
  • オーバーシュート/アンダーシュート領域 :各ラージクォーターラインの周辺には、価格が一時的に予想レベルを超えたり届かなかったりする微妙なズレ(オーバーシュートやアンダーシュート)が描かれています。これらの領域は調整や反転の可能性を見極めるための重要なサインとなります。

さらに詳しい情報については、以下の図をご覧ください。

クォーター


作者: Christian Benjamin