記事「MQL5で自己最適化エキスパートアドバイザーを構築する(第4回):動的なポジションサイズ調整」についてのディスカッション

 

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アルゴリズム取引を成功させるには、継続的かつ学際的な学習が必要です。しかし、その可能性は無限であるがゆえに、明確な成果が得られないまま、何年もの努力を費やしてしまうこともあります。こうした課題に対応するため、私たちは徐々に複雑さを導入するフレームワークを提案します。これにより、トレーダーは不確実な結果に対して無限の時間を費やすのではなく、戦略を反復的に洗練させることが可能になります。

取引戦略の可視化

図1:ボリンジャーバンド戦略のイメージ

私たちの取引戦略は、ボリンジャー氏が提唱した取引シグナルに従うことを基本としています。戦略の元々のルールでは、価格がボリンジャーバンドの上限を超えた場合に売り、価格が下限を下回った場合に買うという条件で取引をおこないます。

一般的に言えば、これらのルールは決済条件としても拡張することができます。つまり、価格が上部バンドを上回ったときには、新たに売りポジションを開始するだけでなく、すでに保有している買いポジションも決済するということです。このようなルールを用いることで、ポジションの開閉を自動で判断できる自己管理型の取引システムを構築することが可能になります。 

この取引戦略をGBPUSD(ポンド/米ドル)通貨ペアに対して、2022年1月1日から2024年12月30日までの期間、15分足(M15)チャートでテストします。 


作者: Gamuchirai Zororo Ndawana