記事「カスタムインジケーター:ネット口座の部分的なエントリー、エグジット、リバーサル取引のプロット」についてのディスカッション

 

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この記事では、MQL5でインジケーターを作成する非標準的な方法について説明します。トレンドやチャートパターンに注目するのではなく、部分的なエントリーやエグジットを含めた独自のポジション管理を目的とします。取引履歴やポジションに関連する動的マトリックスと、いくつかの取引機能を広範に活用し、これらの取引がおこなわれた場所をチャート上に表示します。

記事のタイトルが示すように、このインジケーターはネッティング会計システムを備えた口座での使用が適しています。このシステムでは、同じ銘柄のポジションは常に1つだけ許可されます。一方向に取引をおこなうと、ポジションのサイズが増加します。逆方向に取引を行うと、ポジションには以下の3つの変化が生じます。

  1. 新しい取引の取引量が少ない->ポジションが減少する
  2. ボリュームが同じ->ポジションがクローズされる
  3. 新しい取引の取引量が多い->ポジションが反転する


たとえば、ヘッジ口座では、1ロットのEUR/USD買い取引を2回おこなうことで、同じ金融商品に対して2つの異なるポジションを持つことが可能です。一方、ネッティング口座では、1ロットのEUR/USD買い取引を2回おこなうと、2つの取引の加重平均価格で1つの2ロットのポジションが作成されます。両方の取引の取引量が同じ場合、ポジションの価格は各取引の価格の算術平均となります。

作者: Daniel Santos