記事「リプレイシステムの開発(第55回):コントロールモジュール」についてのディスカッション

 

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この記事では、開発中のメッセージシステムに統合できるように、コントロールインジケーターを実装します。それほど難しくはありませんが、このモジュールの初期化について理解しておくべき細かい点がいくつかあります。ここで提示される資料は教育目的のみに使用されます。示された概念を学習し習得する以外の目的での利用は決して想定されていません。

これまで、リプレイ/シミュレーターシステムではグローバルターミナル変数を使用し、必要なプログラム間で通信を行い、リプレイ/シミュレーターサービスとの対話、制御、アクセスを可能にしていました。

しかし、新たにユーザーイベントを用いたメッセージングによるモジュールシステムを導入したため、もはやグローバルターミナル変数を使用する必要はなくなりました。これにより、従来使用していたすべてのグローバルターミナル変数を削除できます。ただし、この変更に伴い、プログラム間での情報の流れを維持するためにシステムを適応させる必要があります。

情報伝達システムの設計は、慎重を期すべき作業です。なぜなら、一度送信された情報を後から読み取る手段がないためです。もしカスタムイベント経由で情報を受信した際に、対象のプログラムやアプリケーションがチャート上に存在しなければ、その情報は失われてしまいます。そのため、情報が確実に対象のアプリケーションやプログラムに受信されたことを確認できるまで、同じ情報を再送信する仕組みが必要になります。

Demo video

作者: Daniel Jose