記事「ゲータ―オシレーター(Gator Oscillator)による取引システムの設計方法を学ぶ」についてのディスカッション

 

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人気のあるテクニカル指標に基づいて取引システムを設計する方法を学ぶ本連載の新しい記事では、ゲータ―オシレーターテクニカル指標を取り上げ、簡単な戦略を通じて取引システムを作成する方法について学びます。

戦略1:Gator Status Identifier

    この戦略の概念に基づいて、ゲータ―オシレーターのいくつかの値(現在のup、現在の2つまで前のup、現在のdown、現在の2つまで前のdown)を自動的にティックごとに確認するために使用できるコンピュータまたはエキスパートアドバイザー(EA)を作成することが必要です。この確認の後、EAは、各値のポジションを判断して、2つの比較をおこなう必要があります。1つ目は、現在のゲータ―のup値と1つ前のゲータ―のup値のどちらが大きいかの比較、2つ目は、現在のゲータ―のdown値と1つ前のゲータ―のdown値のどちらが大きいかの比較です。この比較の結果が、ゲータ―の状態を識別するためのシグナルとなります。

    現在のup値が1つ前のup値を下回ると同時に現在のdown値が1つ前のdown値を上回る場合、睡眠状態のシグナルがチャートにコメントとして返されます。2つ目のケースとして、現在のup値が前回のup値を上回ると同時に現在のdown値が前回のdown値を下回る場合、捕食状態のシグナルがチャートにコメントとして返されます。3つ目のケースとして、1つ前のup値が2つ前のup値を下回り、1つ前のdown値が2つ前のdown値を上回り、現在のup値が1つ前のup値を上回り、現在のdown値が1つ前のdown値を下回る場合、覚醒状態のシグナルがチャートにコメントとして返されます。4番目(最後)の状態では、1つ前のup値が2つ前のup値を上回り、1つ前のdown値が2つ前のdown値を下回ると同時に、現在のup値が1つ前のup値を下回り、現在のdown値が1つ前のdown値を上回る場合、飽食状態のシグナルがチャートにコメントとして返されます。

    この取引システムの設計図を簡単な図にすると次のようになります。

    Gator Status Identifierの設計図


      作者: Mohamed Abdelmaaboud