AIGサービス業指数 (AIG Australia Services Index)

オーストラリア産業グループ(AIG)サービス業指数は、オーストラリアのサービス業企業の月次調査に基づいて計算されていて、国のサービス部門の現在の経済発展が反映されています。指標の計算にはすべての9つのサービス部門からのデータが含まれます。これには、小売・卸売、ホテル・レストランサービス、社会サービス(教育、ヘルスケア、公共サービス)、レクリエーション部門、金融・保険サービス、不動産とビジネスサービス、ITと交通などが含まれます。

これは拡散指数で、主要指標の加重セットとして計算されます。これには、サービス活動(売上、新規受注、雇用、在庫、納入業者からの納品)関連のサブインデックスと価格(投入価格と販売価格、平均従業員賃金)関連のサブインデックスが含まれます。

参加者は、相対的な変化、すなわち、値が増加したか、減少したか、または指定された月に変化しなかったかを推測し、指標計算に使用される値にはそれぞれ一定の重みが与えられます。

50を超える指数値は業界の拡大を示し、それ 以下の値は減少を示します。50からの距離は、業界の変化の速度と強さを表しています。

サービス部門のGDPに対する貢献は重要で、その活動は経済の発展を特徴づけます。そのためアナリストはこの指数を密接に追跡します。この指数は、経済状態の優れた指標と考えられています。指数の伸びは豪ドルの相場にプラスの効果をもたらす可能性があります。