MQL5クラウドネットワーク:まだ計算しているのですか?

MetaQuotes | 4 12月, 2015

MQL5クラウドネットワークが始まってもうすぐ1年と半年になります。この先進的な出来事はアルゴリズムによるトレーディングの新しい時代を開きました。トレーディング戦略の最適化のためにクリック数回で、自由に何千ものCPUを使用することができます。

ネットワークの導入やセットアップに関するすべての問題は公式MQL5クラウドネットワークWebサイトのFQセクションで記載されています。そして、まだ我々を混乱させている一つの質問があります。それは「いくらか」という質問であり、これに答えるために、いくつのタスクがエキスパートアドバイザーの最適化に置いて計算されているかを見ることができる特別な機能を追加しました。MQL5.community の Agents ->Tasksへ行くだけでOKです。

Agentsセクション Taskタブ

ここでは、実行された際にどれくらい最適化が終了しているか、そして、どれくらいの費用がかかるご覧になれます。上のスクリーンショットは、H1のEURUSDにおける標準デリバリ内で使用出来るエキスパートアドバイザーの最適化が2012年9月20の14:20に始まったことを指しています。最適化開始時にスクリーンショットが撮られていますが、この地点での最適化数は0です。


"Every Tick"モードの7ヶ月間のMACD Sampleの最適化

以下の図はパラメーターの最適化のための設定です。

MACD Sample 最適化パラメーター

MACD Sample外部パラメーターの組み合わせを考慮すると、最適化数は152億を超えます。たとえ毎回1秒かかると想定しても、合計の最適化年数は485年です。自動トレーディングチャンピオンシップ2012自動テストにてテスト時は、設定にて2012.01.01から2012.08.01までのインターバルと、生成モード「Every tick」を選択してください。

Slow Complete Algorithmを最適化モードとして選択し、最適化をスタートさせてください。ストラテジーテスターでは、特定の最適化数はFast Genetic Based Algorithmの使用を必要とし、この速い最適化モードに移行させます。タスクマネージャーがエージェントの中でタスクを再分配することの責任を持つので、Fast Genetic Based Algorithmを用いる最適化は、MQL5クラウドネットワークタスクマネージャーのエージェントを必要とします。

MACD Sample最適化タスクを計算するクラウドエージェント

上の図は2172タスクがEurope 2というアクセスポイントのエージェント間で分配されたことを示し、2168の計算がすでに完了しています。

ストラテジーテスターがFast Genetic Based Algorithmに移行するということは、推定行にて表示される10496という数字により確証されます。以下のスクリーンショットは10496中の2815がすでに完了していることを示します。

MACD Sample 最適化の設定

最適化チャートを監視するため、一致するタブに移ります。

最適化チャート

最適化に続いて、3892がクラウドエージェントを用いて計算されたのに対して、8704にて完了した最適化結果や合計134タスクがローカルエージェントを用いて計算されていることがわかるJournalに移ります。

最適化メッセージのあるStartegy Testerジャーナル


4000タスクの計算はいくらでしょうか?

最初に問われたこの質問に対する答えは今ではわかります - 「”Every Tick”モードの、01.01.2012から01.08.2012までのインターバルにてエキスパートアドバイザーMACD Sampleを最適化するにはどれくらいかかるのか」プロフィールに行き、0.23クレジットの「Agents」タブにて答えをみてください。

MQL5クラウドネットワークにおける計算コスト、使用時間などに関する「Tasks」タブへのエントリー

クラウドエージェントは、3892タスクを24分間で計算し、ストラテジーテスターのデータと一致します。

500エージェントを24分間働かせ、0.23クレジットのみかかったということです。4つのローカルエージェントしかなければ、3000分 (500クラウドエージェント*24分/4つのローカルエージェント)待つ必要があり、それは最適化終了までに50時間ほどで2日以上かかります。したがって、0.23クレジットでトレーディングストラテジーのパラメーター最適化のため50時間を購入すべきです。そして、実際$0.23で帰るおものを考えてみてください、そこまでですよね?

そのような高速化がその金額に値するのかご自分で判断してください!