ZUP - ペサベントパターンのZigZag パート2

Eugeni Neumoin | 16 3月, 2016

はじめに

プログラミング言語のMetaTrader4クライアントターミナルに組み込まれたMQL4のおかげで、様々なインジケーターを作成することができます。洗練されているものもあれば、とてもシンプルなものもあります。すべて開発者の想像によります。この記事は、洗練されたプログラムの開発方法を紹介します。インジケータープラットフォーム、ZUPを紹介します。ZUPに組み込まれているグラフィカルツールを簡単に記載しています。ZUPは常に更新されます。ZUP_v63のグラフィカルツールを詳しく述べていきます。

Pesavento Patterns ( http://www.ensignsoftware.com/tips/tradingtips35.htm#Pesavento )

以下のチャートにて、ZigZagは点線で繋がっています。数字がそれぞれの点線の真ん中に割り振られています。これらは、Pesavento Patternsという名前のツールを示すものの近くの数字付きの点線です。Pesavento Patternsというツールは、Pesavento Patternsというマーケットの形とは区別される必要があります。Pesavento Patternsというマーケットの形が何を示すのか以下で説明します。


2334ポイントの線のサイズを計算しましょう。23の線のサイズ = (1.3665-0.8225)*10000=5440. 34 の線のサイズ = (1.3665-1.1638)*10000=2027. 割り算しましょう: 34/23 = 2027/5440=0.373. Fibo 0.382から2.46%異なる数字を得ました。24ポイント間のダッシュ線に近い0.382の値をみることができます。

Fiboレベルは、マーケットが特定のFiboレベルに近づいた際、「動作」し始めます。マーケットは、Fiboレベルの近くで止まるか転換します。マーケットの行動がかなり予測可能なエリアがあります。そのエリアのサイズは、2*Deltaに等しいです。

以下のチャートにて、4ポイントに近いFibo0.382を見ることができます。そのFiboレベルは、11月最小値より(1.1638-1.1557)*10000=51 ポイント小さいです。



EURUSDは、2005年11月にFibo0.382に達せず、上昇しています。このようにFibo 0.382は"動作します". 一般的に、ダッシュ線の近くに表示されている数字は、ZigZagの線のサイズで割られた後続する線のサイズに等しいです。上記の例では、線の比率は 34/23になります。この比率は、 ZigZagの24ポイント間の綾戻しと呼ばれています。

それでは、0.373ではなくなぜ 0.382が線の近くに表示されているのでしょうか?特定のFiboレベルがマーケットにて作動していることが気づかれました。特定のFiboレベルがあることを意味します。異なる著者は、異なるFiboレベルを提供します。


Pesavento Patternsツールオペレーションアルゴリズム

まず、ZigZagのピークと底値間の綾戻しそして、その計算された値は、既に定義されたFiboレベルに比較されます。もし取得された値がそのFiboレベルでからDelta%のみ異なれば、Fiboレベルの数字は、ダッシュ線の近くに表示されます。Fiboレベルの数字に定義されているので、その数字は色付けられます。(もしFiboレベルがLarry Pesaventoによって開発された数字テーブルに一致していれば、Pesavento Patternというマーケットの形を取得します)もし取得した数字がFiboレベルのものとDelta%以上で異なっていれば、前者はダッシュ線の近くで表示され、違う色が付けられます。

Pesavento Patternsツールが利用できる時、綾戻しを計算する必要はありません。もしその価格がFiboレベルでカバーされれば、Pesaventoパターンは既に定義されていた色のついたFiboレベルの値を表示します。Pesaventoパターンというツールは、ルーティンを計算する綾戻しから一つを配信します。

Pesaventoパターンを扱う、インジケーターのインプット:

ZigZagの'tooling'に付けられたツールを呼び出します。


最大/最小値は、0バーから数えられ始めます。

Pesaventoパターンは、Fiboレベルというツールと同じ機能を持ちます。


異なるシンボルにおけるFibo レベル

ZUPでは、Fiboレベルは、標準と代替用レベルに分けられます。また、代替レベルの数字をPesavento数と呼びます。

ExtFiboTypeパラメーターを用いて、標準と代替のFiboレベルの間で選ぶことができます:

ZUPに組み込まれた異なるシンボルのためのすべてのFiboレベル (数) は以下に記載されています。

このリストは将来修正される可能性があります。


ZigZagのブレーク地点と線の番号付け

インジケーターのたくさんのトールは、ZigZagの特定の線やブレークに基づいています。例:

以下のチャートは、赤色でブレークや線の番号を示します。



もしいくつかの描画が、(0)ブレークや最初の線にてなされれば、そのツールは動的に現在の価格の変更とともに変更されます。もしその形が最初の線や0ブレークに触れなければ、そのツールは変更されず、このツールは静的ということになります。ZUPのすべてのグラフィカルツールは、最初の9つの線か最初の10の頂点にて作成されます。しかし、Pesaventoパターンは、最初の10つだけではなく、すべてのブレークに作成されます。

動的・静的なFiboレベrFiboエクスパンション

ZUPに組み込まれたグラフィカルツールは、動的か静的になります。静的なグラフィカルツールは、変更されないブレークにすでに形成されたZigZagブレークに取り付けられています。動的なグラフィカルツールは、ZigZagの最初の線の終点に付けられ、その位置を常に変化させます。

動的なグラフィカルツールは、素早い決定を行えます。もしマーケットが変化すれば、動的なグラフィカルツールの形を見て起こりうるトレンドを見ることができます。ZigZagの最初の線が変化すればすぐ、動的グラフィカルツールは自動的に再構築されます。.

動的なFiboレベルは最初の変化するZigZag線に作成されます:

静的なFiboレベルは、 2-9の線に作成されます。


Fiboレベルを扱うために使用されるパラメーター

その際、Fiboレベル値は、例えば、61.8が示され、一致するFiboレベルの価格、Fiboレベルが示されるタイムフレーウの名前が表示されます。DTモードにて動作している際、タイムフレームを知ることは重要です。動的なFiboレベルの値は、チャートウィンドウ境界線に近く表示されます。静的なFiboレベルの値は、その境界のインデントで示されます。

静的・動的なFiboレベルが同時に示された際、Fiboレベルの値は、部分的に重複します。これは、情報の表示を複雑化します。しかしながら、MetaTrader4は静的なFiboレベルをチャートウィンドウ境界線から特定の距離において表示しません。動的なFiboレベルは自動的にサイズや位置を変更する最初のZigZag線と変化します。

Fibonacci エクスパンションは、Robert FisherのThe New Fibonacci Trader [6]という本に記載されているように表示されます。その際、そのZigZagのサイズは、基礎としてみなされます。エクスパンションは、線を延長するように見えます。Robert Fisherによるエクスパンション数は、Feという接頭辞で示されます。


Andrews' Pitchfork ( http://www.trading-naked.com/alan_andrews_course_1.htm )

このツールを扱うために使用されるAndrews' Pitchforkと戦術は、Patrick Mikulaによって記載されました (http://www.mikulaforecasting.com/books/aabook.htm). Punikは、Andrew Pitchforkがどのように構築されるのかについて詳細な記述を、ONIX forumにて行いました: http://onix-trade.net/forum/index.php?showtopic=8249 Andrews Pitchforkの作成は、同様にPutnikのリクエストによりZUPにて実現されました。

Andrew Pitchforkを扱うためのパラメーターの全リスト

以下の図にて、Andrew Pitchforkの典型的な構築例が示されています。


ノート:

反応線は、Fibo Channelsを用いて描画されます。多くの場合、エラーとともに描画されます。そのエラーは重要ですが、より長い期間にて蓄積できます。エラーなしで描画することは不可能です。標準ツール Fibonacci Channelsのエラーのない描画は、ロウソク足へのFibo Channelの特定のアンカリングのためMetaTrader4では不可能です。私の最初の記事 ZUP - Universal ZigZag with Pesavento Patterns. Part 1にて、このエラーについて記載しました。このため、反応線は注意深く使用する必要があるのです。このエラーは、MetaTrader 4の開発者によってのみ修理できます。


選択されたロウソク足のPitchforksを表示する方法

pitchforkを表示する、ロウソク足を選択します。これらのロウソク足上にマウスを動かしましょう。そして、個別のシートにロウソク足の日時を記載し、その後、インジケーターのパラメーターを変更するためダイアログボックスを呼び出します。ExtDateTimePitchfork_1, ExtDateTimePitchfork_2, ExtDateTimePitchfork_3などのパラメーターにロウソク足の日時を入力します。ExtPitchfork_1_HighLowを用いて、最大、最小どちらからpitchforkの最初のポイントを構築するかを決定します。Set ExtPitchforkCandle = true. ExtPitchforkCandleを用いて、そのpitchforksがZigZagの極値か、選択されたロウソク足の極値のどちらで構築されるか決定します。

ExtPitchforkStatic>0を選択する際、静的なpitchforksは、選択されたロウソク足にて構築され、スクリーン上に表示されます。そのpitchforksは保存できます。もしそのpitchforkの3番目のポイントが0バーに位置すれば、動的なptichforkが表示され、それは保存できません。
以下の例は、Andrew Pitchforkが選択されたロウソク足にてどのように構築できるかを示しています。pitchforkが固定されたロウソク足はZUPの標準のものです。そのスクリーンショットはZUP_v63が用いられています。以前のバージョンでは、反応線 RL***はMetaTrader 4のFibonacci Channelsの機能のためエラーのあるチャートにて構築されます。反応線は、Fibonacci Channelsを用いて構築されます。

ExtSave パラメーターは、静的なpitchforks、Fibo Time、Fibo Expansions、静的Fiboレベルを保存します。このパラメーターは、静的なpitchforkのチャネルの格納は保存しません。

ExtSaveを扱う方法:

  1. Andrews pitchforkやすべての補助線が作成される必要があります。
  2. インジケーターのセットアップパネルを開き、ExtSave=trueを設定してください。
  3. セットアップパネルを閉じてください。pitchforksはそのチャートにて描画されます。
  4. インジケーターセットアップの再度開き、ExtSave=falseを設定してください。
  5. パネルを閉じます。保存されたpitchforksはチャートに表示されます。同じpitchforkは、以前のものの上に表示されますが、2番目は最初のものがチャート内に残っている間はそのインジケーターとともに削除されます。

もし4、5節が実行されなければ、現在のパラメーターのあるそのpitchforksは、インジケーターのパラメーターが変更されるごとにチャート内に保存されます。もしそのインジケーターが削除されれば、複数のpitchforksはチャートに残り、お互いに重なりあいます。

そのツール (pitchfork, fans, etc.) は、最小のタイムフレームに保存される必要があります。もしより大きいタイムフレームに保存され、より小さいタイムフレームに移れば、そのツールは血いい際タイムフレームの最初のロウソク足から描画され、より大きいタイムフレームにふくまれているロウソク足、ツールが保存されているタイムフレームに続きます。これもMetaTrader 4の特徴の一つです。別のタイムフレームに映る際、保存されたツールはエラーとともに表示されます。

そのツールを保存しないが、ZUPを用いて表示するだけの場合、適切に構築されます。ZUPのDTモードでは、ZigZagブレークは再計算され、ブレークは最大・最小値がタイムフレーム変更時に発生する場所であるロウソク足に構築されます。そのため、そのツールはより正確なポイントに再度固定されます。描画の欠損はその時点では観測されませんでした。


micmed Channels

micmedのChannelsは、ONIXフォーラムの参加者であるmicmedによって開発された新しいグラフィカルツールです。Andrews' Pitchforkに基づいていますが、そのptichforkのアンカリングポイントは特別な方法で選択されます。

以下は、ONIXフォーラムのいくつかの投稿からmicmedの引用文です。

...スクリーンショットで示されているようなものは、pitchforkに追加でき、それらを"ゴールデンセクション"と呼びます。VL (*)を試し、そのようなpitchforksが適切なチャネルを最も高頻度で保持することを発見しました。

これが、この描画においての利点を説明するものです:古典的なチャネルの境界が表示される前に構築されますが、上記の必要項目に沿って構築されたゴールデンセクションはチャネルとして動作します。そして、これは完全にFibonacci数に関連し強調します。

これらは、pitchforksではなく、それらを用いて構築することが快適です。構築に関して、Bから構築された垂直線にポイント1を置きました。観測結果が以下に提示されています:

  1. もし対角線ABが対角線BCよりも短ければ、頂点Bから32.8%の距離で構築します。
  2. もし対角線ABが対角線BCよりも長ければ、頂点Bから61.8%です。
  3. また、50%もあり、2-3の三角形で互いに従います。
  4. もしそのチャネルが消滅すれば、ポイント38.2は、61.8に変化し、また逆もしかりです(スクリーンショット参照)

* - VL - Versum Levels -後ほど紹介される新しいグラフィカルツール

パラメーター:

パラメーター ExtCM_0_1A_2B は、Andrews Pitchforkをその他のポイントに固定します。mimedのチャネルの描画のために、Andrews Pitchforkをまずはじめに構築する必要があります。それから、ExtCM_0_1A_2Bパラメーターを用いて、pitchforksの新しいアンカリングポイントを選択します。ExtCM_0_1A_2Bパラメーターの値は、ABとBCの長さに依存します。

以下は、チャネルがどのように描画されるかについて著者の記述です:

ZUPのmimedのチャネルは、バージョン55から始まり、Andrew's Pitchforkという標準ツールを用いて、3つのポイント、古典的Pitchforksのような二つの頂点に選択されたポイント2、3にて構築され、ポイント1は二つのパラメーターによって選択されます。

  • ExtCM_0_1A_2B (0, 1, 2, 3, 4になりえます) ポイント1が位置する垂直線を定義します。

    それぞれ、もし
    0 - micmed チャネルが描画され、標準pitchforkが描画されます。
    1 - ポイント1が垂直線頂点AからFiboレベルABに沿って選択されます。
    2 - ポイント1は、頂点BからFIboレベルBCまでの垂直線にて選択されます。
    3 - ポイント1は頂点AからFiboレベルBCまでの垂直線にて選択されます。
    4 - ポイント1は頂点Bから以下のアルゴリズムに沿って計算されるFiboレベルまでの垂直線にて選択されます:もしAB<BCであれば、その値は0.618になります:もしAB<BCなら、その値は0.382です。
  • ExtCM_Fibo (0.0から1.0に変化します) ポイント1のFiboレベルの値を定義します。

典型的な描画の例:

  • ExtCM_0_1A_2B = 1, ExtCM_Fibo = 0.618



  • ExtCM_0_1A_2B = 2, ExtCM_Fibo = 0.618



  • ExtCM_0_1A_2B = 3, ExtCM_Fibo = 0.382




Extindicator=6, minBars=25 パラメーターのZUP_v5、41989年からのEURUSDの履歴を分析すると、103の三角形が形成されており、

  • AB>BCなら、ポイント1は、0.818の値で頂点Bの垂直線にて選択され、
  • AB < BCなら、ポイント1は0.382の値で頂点Bの垂直線にて選択されます。

消滅したチャネルにて、ポイント1のFibo値は0.382から0.618に変化し、また逆もしかりであるということが発見されました。

モード3は、とても早い頂点において役に立ちます。さもなければ、そのチャネルはかなりの鋭角にあります。

個人的に重要な発見をシェアしたいと思います。モード4を構築するチャネルにて(その他もそうであるかもしれませんが、これは自動化されています)価格はRL 161.8とそのチャネルの中間線との交差するレベルの価格に達し、常にRL100 - 161.8の範囲内になります。

上記は、mimedの投稿の引用です。これは、いかに新しいグラフィカルツール、micmed's Channelsが動作するかをより理解するために行われました。Fiboレベルは、Channelsの構築アルゴリズムを示すためにチャート内に表示されます。このグラフィカルツールを含むZUPはFiboレベルを示します。

Versum Levels

このグラフィカルツールは、ONIX、KBPaukなどのフォーラムの参加者のversumにより開発されました。このツールがその他の人によっても実装された可能性もあります。ZUPにて、このツールはVersum Levelsと名付けられています。

パラメーター:

このツールは、Andrew's Pitchforkを補強し、Fibo Fanに似せられています。Andrews' Pitchforkのように、中間線のあたりで動作します。Andrews' Pitchfork 中間線は、VLの50%に一致します。以下は、遠う的VLがいかに描画されるかのサンプルです。Fiboレベルは、このグラフィカルツールがいかに構築されたかを示すためにチャートに表示されます。このグラフィカルツールを含むZUPはFiboレベルを示します。



以下は、Versumの投稿の引用です(MetaQuotes Software Corp.によって英語に翻訳されます)

これは、これらの線が交差し、Fiboレベルによって分割されるセグメントを用いるため、放射線、ファンとFibo Fanともに考察できます。図1にて、セグメントBCがFiboレベルを用いて分割されるところをご覧になれます。線は、FiboレベルとセグメントBCの交差点を通り、先行する頂点・谷から描画されます。これらは予想された価格レベルです。

ここで何があるでしょうか?

  1. 時間を変更できるレベル
  2. これらは、そこからGartley Patternsやその他のモデルが発展する、予想されたトレンドの形成後で見えるようになる変化です

どのように使うのでしょうか?

もしその価格が50-%線のレベルに達するか、超えていれば(50-%レベルによって分割されたポイントを通過する)、そのトレンドは同じ方向に進み続けると( 100%ではないが)いうことができます。もし50%以下であれば、現在のトレンドは変わる可能性があると言えます。

ノート:

  1. 1 pipまで厳格に、取得されたレベルを使用しません。これはむしろ領域として考えられる必要があります。
  2. Fiboレベルは万能薬であるとは思いません。セグメントのパーツ間の比率は、よりよく変わるかもしれません。

独立したFibo Fans

Andrew Pitchforkとともに動作するFibo Fansに沿って、独立したFibo Fansを作動できます。これらのFibo Fansは、ZigZagの最初の9つの線にて表示されるか、ZigZagの最初の10の極値に表示されます。ExtFiboFanColorパラメーターを用いて色を選択することで使用できます。そのFansは、ExtFiboFanNumパラメーターによって調整されます。

強化モード

そのマーケット分析は、ZigZagの頂点と谷が同じ波レベルに属している際に最も効果的になります。頻繁に、ZigZagが波レベルにおいて頂点・谷を「超過である」と特定します。これらの「超過した」極値にてZUPに組み込まれたツールを構築することは望ましくありません。このトピックは特別なリサーチを必要とし議論されるべきでしょう。

この強化モードは、特に「右」の極値にツールを構築するために作成されました。以下のツールは、強化モードにて動作できます:

  1. 静的Pitchfork
  2. 静的Fibo Levels
  3. 静的Fibo Expansions
  4. 独立したFibo Fans
  5. Versum Levels
  6. Micmed's Channels

Andrews' pitchforksは、Pitchforksに関するすべてです。Pitchforksの線は、pitchforksの特定のポイントに固定されます。例えば、コントロール線は2番目から3番目までのpitchforkの最初のポイントから描画されます。強化モードでは、すべての線は、どこに位置していてもpitchforkの一致するポイントに固定されます。

もし以前と同じように強化モードにて動作できる5つのツールのパラメーターを設定すれば、以前得たものと全く違いがなくなります。

強化モード:

  1. 静的Pitchforksのために、pitchforkが構築される最初の頂点を示す唯一の数字の代わりに三つの頂点を特定する必要があります。これは例えばこのようになります: ExtPitchforkStaticNum=741.





    ここで、頂点7は、pitchforkの最初のポイントに一致し、谷4は、pitchforkの2番目のポイントに一致し、頂点1はpitchforkの3つ目のポイントに一致します。50-% 中間線は、この場合、Pitchforkのポイント1とポイント2をつなぐセグメントの中間点から構築され(ZigZag極値7、4)、そして、Pitchforkのポイント2と3を接合するセグメントの中間線を通ります。反応線は、pitchforkのポイント2と3に固定されています。

    もしパラメーターExtPitchforkStaticNumの最後の数字が0より上であれば、静的Pitchforkは表示されます。もし0であれば、そのPitchforkは動的になります。しかし、新しいZigZag線が現れれば、そのPitchforkはすぐに静的に変わります。もし動的から静的に変わる間にそのインジケーターのパラメーターを変更すれば、その動的Pitchforkは再度表示されます。

    重要: Digits (741)は、頂点と谷を置き換えなければなりません。Pitchforkは、もし二つの頂点か谷が連続して特定されれば構築できません。つまり、奇数と偶数は変更される必要があります。
  2. 強化モードの静的なFiboレベルにおいて、そのパラメーターにて二つのZigZag極値は明記される必要があり、それにFiboレベルが構築されます。例:ExtFiboStaticNum=72



  3. 静的Fibo Expansionsは、強化モードにおいてZigZag極値3つに構築される必要があります。例: ExtFiboExpansion=721.





    上記の例にて、Fibo Expansionsは、MetaTrader4に描画されているように構築されます。しかし、Fiboレベルが表示され(ツール 2)、ExtFiboCorrectionExpansion = trueであれば、Fibo Expansionsは、Fiboレベルの代わりに表示されます。この場合、しかしながら、そのエクスパンションは、不達のポイントに基づいて構築され、Robert Fisherの著書[6]に記載されているものと一致します。
  4. 独立したFibo Fansは、強化モードの不達の極値にて構築されます。例: ExtFiboFanNum=74



  5. Versum Levels:



  6. Micmed's Channels:




以下は再度強調したい点です:

すべてのツールにおいて、頂点と谷は強化モードにて修正される必要があります。ツールは、二つの連続する頂点や谷において構築できません。「連続」というのは、パラメーターにて極値を定義する二つの連続する数字という意味です。

強化モードのすべてのツールは、静的、動的両方になりえます。もしその定義されたパラメーターの最後の数字が0であれば、そのツールは動的に変化します。

Fibonacci Arcs

ZUP_v63にて、Fibonacci Arcsを構築することができるようになりました。ここからのこの記事のパラメーターはすべて、ZUP_v63にあるパラメーターです。

パラメーター:

Arcsは、二つのアンカリングポイントがあります。

もし、例えば、ExtArcStaticNum=3を設定すれば、その中心はZigZagのブレーク3に位置し、100%、ブレーク2にになります。

もしExtArcStaticNum=83を設定すれば、その中心はブレーク8になり、100%、ブレーク3になります。その中心と100%は不達の頂点か谷で定義できます。例:ExtArcStaticNum=42.

静的Arcssは、ブレーク1から9までにおいて、二つのいかなるZigZagブレーク間で描画できます。動的Arcsは「ブレーク」0と9つの連続する値の間で構築できます。

もしExtArcDinamicNum=を設定すれば、その中心はZigZagのポイント0になり、100%ブレーク8になります。ExtArcDinamicNum=80をセットすれば、その中心はブレーク8になり、100%はポイント0になります。

Arcは、それが構築されるZigZag線に沿って計測されます。. パラメーターExtArcDinamicScale=0 とExtArcStaticScale=0.を用いて自動的に計測されます。その計算は、以下のように自動で行われます:中心のポイントとArcの100%ポイントの間のポイント量が計算され、これらのポイント間のバーの数で割られます。取得した数字はArcsを描画する際、そのスケーリング値を定義します。そのようにして、そのArcsはスケーリングします。

もしパラメーターExtArcDinamicScaleとExtArcStaticScaleにて0を超える数を書くと、そのArcsはこの数字で計算されます。

インジケーターのオプションリスク

ZigZag ExtIndicator = 1、ExtIndicator = 2とExtIndicator = 3そしてパラメーターchHL=trueを用いて、チャートの認知レベルを示すことができます。その認知レベルにより、チャネルが表示されます。もしその価格がチャネルの反対側を突き抜ければ、ZigZagは新しい線を描きます。

パラメーター PeakDet = trueを用いて、先行するZigZagの最小・最大値のレベルが示されます。

パラメーターchHLとPeakDetは、元のAlexのZigZagから取得されています。

一般的なオプション

これら3つのパラメーターは、Fiboレベル、Fibo Expansios、Fibo Arcs、FiboTimeゾーンを扱います。以前、これらのオブジェクトの基礎ポイントは赤色の点線で繋げられていました。これら3つのパラメーターは、同時に上記のオブジェクトを扱います。

まとめ

この記事は、ZUPに組み込まれている主なツールの特徴を紹介しました。

  1. Pesavento Patterns;
  2. Andrew's Pitchforkを扱うツール群;
  3. Fibonacci Fans;
  4. Fibonacci Levels;
  5. Fibonacci Arcs;
  6. Fibonacci Expansionsの二つのバリエーション。

新しいツールも紹介されています: Versum Levels 、micmed's channels. 様々なグラフィカルツールに使用されたすべてのFiboレベルのリストZUP パラメーターも簡単に記載されています。

私はZUPの機能性を改善し続けたいと思います。将来、使用できるツールの特徴が改善され、いくつかの新しいツールが組み込まれているかもしれません。同様に新しいパラメーターが継続して追加されます。また、様々なエラーを見つけ、修正していきます。ZUPのさらなる開発は、NIXフォーラムにて実行されます。: http://onix-trade.net/forum/index.php?showforum=54

ZUPに永続的に新しい機能が追加されているので、その紹介を終了することはかなり難しいものです。今のところ、ZUP_v64はすでに支給されています。最新バージョンにおいて、micmed チャネルを扱う機能は向上され、カスタムFiboレベルなどを扱うこともできます。新しい二つのZigZagsも追加されました: Talex開発の ExtIndicator=12 - ZigZag、 Tovaroved開発のExtIndicator=13 - ZigZag

ZUP_v63とZUP_v64.がこの記事に添付されています。ZUP_v64は、ノベルティの簡単な紹介とともに提供されています(MS Wordファイルです)

参照リスト

  1. Larry Pesavento. パターン認識付きFibonacci Ratios
  2. Larry Pesavento. 株式トレーディングの利益を生むパターン
  3. Bryce Gilmore. マーケットトレンドのダイナミックな時間と価格分析
  4. Bryce Gilmore. マーケットの幾何学
  5. Bryce Gilmore. マーケットの幾何学2
  6. Robert Fisher. Novie metodi torgovli po Fibonacci (Robert Fisher. 新しいFibonacciトレーダー、ロシア語に翻訳)